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腎臓の機能低下は、一般的な血液検査では早期発見が難しいと言われています。
血液検査で異常が検出された時点で、すでに腎機能の75%以上が失われていることが少なくありません。
これまで当院では、腎機能低下を早期発見するためにイオヘキソールクリアランス検査(GFR検査)といって、正常に機能している腎臓が何%なのかを調べられる検査を大学病院の協力の元に行ってきました。
しかし残念なことに、2013年3月末をもって、大学病院がこの検査の受注を終了することになりました。
これまでGFR検査を行い経過を診ていた患者様へは、ご心配をおかけすることになり申し訳ありません。
腎機能低下は早くから投薬等の対策を行うことで進行を遅らせることができるため、新しい検査方法が確立されることが望まれます。
今の段階では、尿検査が血液検査よりも早く腎臓の状態を示すとされているため、血液検査や超音波検査と組み合わせて少しでも早く異常を検出できるように努めたいと思います。